本社工場

本社工場は、建築基準法の「性能評価」により、国土交通大臣による「Ｈグレード」の建築鉄骨の製作工場の認定を受けております。月産1500ｔ～2000ｔの生産能力を有し、この評価を基にした製品品質の維持と更なる技術の飛躍を目指しております。

製造工場は、合計14の生産ライン（120ｍ×4ライン・110ｍ×8ライン・70ｍ×2ライン）からなり、平成27年の南工場建設を機に、一次加工ライン（鉄骨素材から加工するライン）と溶接ロボット設備（柱溶接ロボット）を拡充。これにより、製造全て（一次加工から2次加工）を自社にて行う環境が整い、一次加工専門業者（外注）の納期に左右されることなく、タイムリーな製造が可能となりました。また、安全作業環境においても、製作工程毎の作業スペースを従来の2倍として安全性を確保しました。

平成28年に、完成品の保管場所のストックヤードに屋根を設置したことで、これまでは屋外で雨ざらしに保管していた製品（塗装製品・溶融亜鉛めっき製品）の錆の発生を抑えることが可能となりました。令和元年8月には、新事務所が完成し、これまで別々の場所だった部門が、同じフロアに集結したことで、スピーディーな情報発信と共有環境が整いました。また、体育館設備も完成しましたので、昼休み・業務終了後にバスケットボール、バレーボールでなどで汗を流しています。

令和2年8月に、産業用ロボット世界トップシェアのファナック株式会社様との長年の共同開発によって完成した、鉄骨業界初となる｢組立ロボットシステム｣の自動化設備が稼働しました。

全国的に高層ビルプロジェクトが相次いで具体化する中で、自走式立体駐車場にも従来の精度をはるかに超えた、高度な技術と厳しい品質管理が求められる時代に突入しています。本社工場としては、そうしたニーズに新鋭設備の導入により作業環境のレベルアップを計り、積極的な人材育成による技術革新で対応しています。

これからも品質第一に徹し、お取引先各位の信頼と満足を得る品質をご提供すると共に、期待にお応えするため、現状に満足することなく、一つ一つのご用命に全力で取り組んでまいる所存です。
今後とも変わらぬご愛顧とご指導のほどお願い申し上げます。